ゴールキーパーの特性から考える日常生活で考えたいこと
ゴールキーパーというポジションに必要な、日常生活で役立つポイントをお伝えしたいと思います。
日常生活ですので、本当に色々あります。
ですが、今回は、
「眼球」
に注目したいと思います。
最近ではスマートフォンやタブレット、パソコンなどで1点に集中して見ることが日常生活で増えてきました。
私はサッカーの指導の現場でこう言った言葉を使います。
直接視野と間接視野です。
直接視野と関節視野の関係性
直接視野とは、直接見えている視界
間接視野では、直接視野以外のボヤっと見える外側の視界
私は基本的に「人間が目で追えるボール」はシュートストップが可能と考えています。
先ほども言いましたが、スマホなどの普及によって、1点だけを見ることばかりを行っていると、
ゴールキーパーにとってはリアクション、いわゆるシュートへの反応が遅くなる可能性が高くなります。
首を動かしながらボールを観る??
1点だけと言うことは、右から左にボールが動いた場合、首を動かすことによって次のボールを把握しようとするということになります。
しかし、眼球運動がスムーズであればあるほど、ある程度顔を固定した状態で「眼球」だけを動かしてボールを観ることができるからです。
その「眼球」運動が早ければ早いほど良いというです。
ボールを眼で追う
シュートが飛んでくるとき、必ずを眼で追うと思います。
例えば、こう言った形でGKの正面からシュートを打つ場合・・
GKから見て真正面から左にボールが動いていますので、目もそのように動いて行くと思います。
また、こういった45度からのシュートシーンでも同じです。
様々な角度から撃たれるシュートに対して、ゴールキーパーが顔を動かしながらボールを観るということは非常に動作を制限することです。
ですが、今多くのゴールキーパーを観ると顔が動き、プレー方向を後方にしてしまっている選手が多く思います。
ですので、ぜひ眼球運動を日常で取り入れてみましょう。
日常でできる眼球運動トレーニング
日常からできる眼球運動のトレーニングとして、電車の中から外の看板を目で追って読んでみましょう。
車の中から他の車のナンバープレートを把握して観るなど、眼を動かす練習をして欲しいと思います。
日常生活とリンクさせて行くことで、ゴールキーパーとしても必ず成長することができます。
ただし、素晴らしい眼球運動だけではどうしようもありません。
なぜかというと、実際に飛んできたシュートに対して適切にプレーできる、ゴールキーパーとしての基本的なスキルが必要になるからです。
ゴールキーパーの基本的なスキルも手に入れることをオススメします!